「肝の養生・木鶏丹」「星火亀鹿仙」中医学講師 張立也先生
■中医学における肝
『肝は風木の臓 内に相火があり、体は陰で用は陽、性質は剛、動を主り昇を主る・・・臨症指南医案。肝風』
肝の体は陰でその働きは陽です。肝は血を蔵すといい陰血の蔵です。そして其の機能は疎泄を主るといって気の流れのコントロールと関係しています。この機能は動で 上に昇り、五行の木・五気の風との関係から、相火が上に昇と中風になる事もあります。
・黄帝内経より
『肝は将軍の官なり 罷極の本』
『50歳で肝気が衰え始め
60歳で心気が衰え始め
70歳で脾気が虚し
80歳で肺気が衰え
90歳で腎気が衰え
百歳 で五臓皆弱る』といいまず肝から弱るといわれます。
■中国古代からの不老長寿を求める文化
・漢方に亀を用いた歴史
・李時珍が本草鋼目に記載
・任脈に通じる・補心・補腎・補血 滋陰 養命の品(長寿食)
いつまでも健康で若々しくというのは昔から変わらない願いだと思います。
亀鹿仙は古来長寿食といわれた亀甲・鹿角・すっぽんなどをつかった食品で、身体を滋養するのにすぐれたものです。