『循環器薬について(PCI後の坑血小板療法)』 埼玉石心会病院 循環器内科部長 長谷川耕太郎先生
・循環器治療法の変遷
・MDCT・・救急で即対処
・ステント
1、再狭窄 ステント血栓症
2、通常ステントと薬物溶出性ステント挿入後の違い
3、投薬に関して
4、臨床上の医薬品の効果の違い
・心房細動 脳梗塞のリスク
・無症候性心房細動
・うっ血性心不全のおける薬剤
・腎障害合併例 のおける薬剤
・ペースメーカー装着時の注意点
・大動脈弁逆流・僧房弁逆流における手術法
・高血圧 腎デナベーショんの効果と薬剤・・・交感神経の関与が大きい
午前 古典『黄帝内経』中医学講師 高橋楊子先生
■中医学講師 高橋楊子先生・・・(証の診方・治し方)など著書多数上
・内経(紀元前400~200年)の成り立ち
・中医学漢方の考えの基本をなすもの。
・養生学説
・上古天真論 養生の原則 陰陽のバランスを整える(其知道者、法于陰陽)
長寿を全うするには充満された精気の保持が大切。(精気とは命の元みたいなものです。)
精気を保持する為には、邪気を避け、心が静かで、安定し、欲がなく 過度に疲労せず、何でも美味しく頂き、今着ているもので満足して、習わしを楽しみ、人をうらやむ事なく、素朴で誠実でいる事が良い。
虚邪賊風、避之有時・・・虚に乗じて入ってくる邪気をさける。
つまり陰陽に法り、精気が満ちていれば病気になる事はないので長寿を全うすることができる。
午後 脾胃機能の特徴及び胃痛の中医弁証論治 中医学講師 高橋楊子先生
1、脾胃の機能
2、胃について 素問 五臓別論
3、胃痛の病因
実証 (外感・飲食不摂・憂思悩怒)
虚証 (過労 久病 飲食所傷)
気滞血瘀
4、治則
5、弁証論治 ①寒邪犯胃 ②食滞 ③肝気犯胃 ④肝胃鬱熱・肝胃湿熱 ⑤瘀血停胃 ⑥脾胃虚寒 ⑦胃陰虚
6、養生
『痺証の中成薬活用(ロコモの予防・治療)中医学講師 陶恵寧先生
ロコモ・・・加齢や生活習慣による運動器生涯(変形性膝関節症・変形性腰椎症・骨粗しょう症 その他)
原因の1つに加齢による筋肉の減少がある。
少食・運動量の減少→筋力低下を加速、骨格筋の減少(サルコペニア)
■中医学からみたロコモ
①腎虚 ②脾虚 ③血瘀 ④気鬱
■慢性化の為補う事は大切
①補腎・・・人馬補腎丸・参茸補血丸・金匱腎気丸・亀鹿二仙膠・杞菊地黄丸・二至丹 その他
②健脾益気・・・補中丸・健脾散・健胃顆粒 その他
③活血化瘀・・・冠元顆粒・田七 ・水快宝 その他
④疎肝理気・・・逍遙丸・開気丸・加味逍遥散
食養生 羊肉・エビ・すっぽん・胡桃・にら