ご挨拶

薬眞堂薬局 小手指店店内 皆様 こんにちは。薬眞堂薬局です。薬眞堂薬局では30年以上の豊富な経験を持つ薬剤師がご相談を伺っております。

 中医学漢方では陰陽の調和、気血津液・五臓六腑の円滑な機能の維持によって、恒常性が保たれ健康でいられると考えられています。それが崩れると体調も崩れ病気になる事もあります。

 ですから中医学漢方において身体の状態の把握は重要なポイントです。不妊症・更年期障害・生理痛・生理不順など気血精の不足、また気血の巡りの悪い状態の事が多く、それには肝・腎・脾が深く関わります。腰痛・関節痛・坐骨神経痛も肝腎の衰えが元になっている事が多く、アトピー性皮膚炎は脾が関わっている事がよくあります。

 このような中医漢方の見方に立ち、確かな弁証論治の力で 自然治癒力を高める身体作りをしていきませんか?

 是非お気軽にご相談下さい。

薬眞堂薬局からのお知らせ!

■新型コロナ感染が再拡大しています
最近のニュースでオミクロン株は風邪のような症状を主としているらしいという事が言われ始めてきています
風邪は上気道(鼻や咽)の炎症から悪化すると下気道(気管支や肺)まで炎症が進む病気です
昔から『風邪は万病のもと』といい、油断すると表から裏に入っていきます

中医学で病気は邪気と正気の戦いです
邪気<正気・・・健康
邪気>正気・・・病気
正気に比べて邪気が多ければ病気になります

この時期 体調を整え正気をアップしましょう・・・衛気を補う
また、マスク・手洗い・消毒・密を避ける・・・戦う邪気を減らす

これまでの風邪対策も忘れずに・・・うがい・手洗い・板藍茶

■花粉症の季節がきます
花粉症はくしゃみ鼻水など鼻風邪症状ですが、中医学では風の性質をもっているので風邪(ふうじゃ)によると考えます
早めの漢方で(ふうじゃ)を防ぐようにして下さい

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子宝相談

中医学漢方で身体づくりしましょう。

元気な赤ちゃん 中医学漢方で身体作りするならば、中医学漢方の理論が大切です。何故なら、薬効で使うのでなく、身体のバランスのひずみを少しでも改善する為のアプローチだからです。

 

 

二七にして天癸至り、任脈通じ、太衝の脈盛んにして、月事時を以って下る。故に子有り。

 月事時を以ってくだるとは月経がはじまるという意味です。腎は生長・発育・生殖を主るといって、人の発育は腎気の充実を関係しています。二七(14歳)くらいになると腎気は益々盛んになって天癸(生殖機能の成熟を促す物質で腎気と密接な関係がある)至りる。

 そして衝任の二脈に通じて子供できるようになります。これは脾・肝・腎と血海(胞宮)をつないでいます。ですから生殖機能において腎は重要ですが、肝・脾も重要です。ただし五臓は相生相克で関係している事も忘れてはいけません。また督脈・帯脈も胞宮の正常な生理機能の保持に大切です。

月経周期に合わせて漢方を考える。

妊娠中 基礎体温をみると女性の身体には周期がある事がわかります。ちょうど夜と昼が繰り返しくるように、低温期と高温期が繰り替えされます。低温期は陰 高温期は陽の時期にあたります。

 また月経期は陽が極まって陰に転化、排卵期は陰が極まって陽に転化するという動きのある時期です。この考えに合わせて漢方や漢方食品を運用していきます。

痰湿瘀血が正常な営みを邪魔している。

 痰湿や瘀血は経絡や血脈の気血の流れを阻害するものです。これらは病理副産物ですが、なぜこの状態になったかを考えて 解消する必要があります。

寒と熱

 胞宮をとりまく環境は冷えも熱もよくありません。冷えて血行がわるくなれば瘀血のもとですし、熱は気や精血の消耗につながります。熱はストレスと関係した肝鬱化火や陰虚による虚熱、また 血熱や心肝火旺などいろいろな状態が考えられます。

 自分の状態を知って身体づくりしましょう。

頻尿・尿意切迫

尿意切迫や尿漏れの話


尿意切迫・尿漏れでお困りの方も多いと思います
尿が沢山たまらないうちに脳が排尿筋に収縮するよう指令をだしてしまったり、尿道の括約筋がしっかり絞めておけなかったりする為だそうです
中医学で脳の機能面は心(しん)の働きとしています
心は心臓の心でもあるし、物事を考えるこころの心でもあるわけです

頻尿・尿の出が悪い・尿に勢いがないなど排尿の問題は「腎臓や膀胱」に関係していると考えると思います
そういった症状は腎が未熟な子供の頃や腎が弱ってくる年齢になって起きてきます
「腎は生長・発育・生殖を主る」といい人の成長や発育の状態・また老化の速さなども腎と関係しています

腎の陰陽は真陰真陽といって陰陽バランスの中心と考えられます
ですから腎陰虚か腎陽虚かによって使う漢方薬も違ってきます
陰陽は相対的な関係ですから
腎陰虚なら火照りなどの症状が出ますし
腎陽虚なら冷え込みます

腎陰虚でも腎陽虚でも頻尿は起こります
腎陰虚の場合は尿量が少なく・腎陽虚の場合は尿量が多くなります
腎陽虚には八味地黄丸がよく使われます
腎陰虚には杞菊地黄丸や八仙丸など使われますが、火照りが酷い時は瀉火補腎丸を使います

頻尿ばかりでなく尿漏れがある場合は腎陽虚の事が多いです
腎の陽気が不足すると、尿の出る出口をしっかり閉めておく事が出来ずに漏れてしまうからです
この閉めておく力を「腎の固摂作用」といいます
「漏れる」「漏れそう」という状態にはこの固摂作用にアプローチできる中薬が必要です

山薬・・・脾腎固精・縮尿
海馬・・・補腎壮陽・止遺尿
補骨脂・・・補腎壮陽・固精縮尿
山茱萸・・・補益肝腎・渋精縮尿
桑螵蛸・・・補腎助陽・固精縮尿
芡実・・・益腎固精・縮尿
蓮肉・・・養心安神・益腎固精
この中の5種類が入っている食品が『安固丹』です

この腎の陽気は心陽と関係しています
心は上に位置し五行の火と関係し最も陽です
腎は下に位置し五行の水と関係し最も陰です
心火は下におり腎陽を助け、腎水を身体に送る熱エネルギーになります
そのエネルギーにより腎水は上に昇って心の火が亢進しすぎないようにしています(交通心腎)
つまり心火が降りないと腎陽(腎のエネルギー)も不足し、漏れないようにするエネルギーも不足します

年をとらない人はいません
年をとると五臓も衰えます(衰える速さは人によって違いますが・・・)
心も衰えます
病気という事でなく昨用が弱くなるという事です
若い時はよく眠れたのに、寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったり、夢見が多くなったりで寝る前に睡眠薬や安定剤を処方してもらっている人も多くみられます

中医学では「心は神を主る」「心は血脈を主る」といい 前者は大脳の思惟活動(こころとしての心)を後者は心臓の駆動力(心臓としての心)の事だと理解できます

水道や水の流れる音をきいたら尿が出たくなったという事からもこころとしての心と関係がありそうだとわかります

ですから中医学では頻尿や過活動膀胱に対して安神作用も重要です

補腎(滋陰や補陽)
固精・縮尿
養心安神
などの方法があります
他に心腎不交・心腎陰虚の場合は滋陰や清心瀉火などの方法が必要になる事もあります
五臓は相生相剋の関係で影響しあい・気血津液精・陰陽のバランスなどみてどんな方法が良いか考えましょう