ご挨拶

薬眞堂薬局 小手指店店内 皆様 こんにちは。薬眞堂薬局です。薬眞堂薬局では30年以上の豊富な経験を持つ薬剤師がご相談を伺っております。

 中医学漢方では陰陽の調和、気血津液・五臓六腑の円滑な機能の維持によって、恒常性が保たれ健康でいられると考えられています。それが崩れると体調も崩れ病気になる事もあります。

 ですから中医学漢方において身体の状態の把握は重要なポイントです。不妊症・更年期障害・生理痛・生理不順など気血精の不足、また気血の巡りの悪い状態の事が多く、それには肝・腎・脾が深く関わります。腰痛・関節痛・坐骨神経痛も肝腎の衰えが元になっている事が多く、アトピー性皮膚炎は脾が関わっている事がよくあります。

 このような中医漢方の見方に立ち、確かな弁証論治の力で 自然治癒力を高める身体作りをしていきませんか?

 是非お気軽にご相談下さい。

薬眞堂薬局からのお知らせ!

年末・年始の休業のお知らせ
新年1月1日から5日までお休みいたします
年末 30日 通常営業
   31日 狭山台店 午前10時から午後3時まで
      小手指店 午前のみ営業

狭山台店より臨時休業のおしらせ
12月5日木曜日は臨時休業いたします
*尚、狭山台店は第3木曜日は定休日です
*第3木曜日に行っている中医学講座は12月・1月・2月はお休みです

空気が乾いてきてインフルエンザが流行する季節です
予防接種も発症予防率50%とか言われていますし、予防接種といっても『かからないようにするのでなくかかっても軽く済むように』するものと最近はテレビでも言っています。
予防は マスク・うがい・手洗い+ 板藍茶や板藍のど飴
症状がでたら早めの対処が重要です。
咽が腫れて痛む・冷たい物が飲みたい・熱っぽいなどは風熱型の風邪ですから身体を涼しくして炎症性の病邪をやっつける方法(辛涼解表・清熱解毒)で、寒気がして節々がいたく温かいものが飲みたいなどは風寒型の風邪ですから、身体を温かくして汗で寒の病邪を排泄する方法(辛温解表)で身体の治癒力をバックアップしましょう
 

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子宝相談

中医学漢方で身体づくりしましょう。

元気な赤ちゃん 中医学漢方で身体作りするならば、中医学漢方の理論が大切です。何故なら、薬効で使うのでなく、身体のバランスのひずみを少しでも改善する為のアプローチだからです。

 

 

二七にして天癸至り、任脈通じ、太衝の脈盛んにして、月事時を以って下る。故に子有り。

 月事時を以ってくだるとは月経がはじまるという意味です。腎は生長・発育・生殖を主るといって、人の発育は腎気の充実を関係しています。二七(14歳)くらいになると腎気は益々盛んになって天癸(生殖機能の成熟を促す物質で腎気と密接な関係がある)至りる。

 そして衝任の二脈に通じて子供できるようになります。これは脾・肝・腎と血海(胞宮)をつないでいます。ですから生殖機能において腎は重要ですが、肝・脾も重要です。ただし五臓は相生相克で関係している事も忘れてはいけません。また督脈・帯脈も胞宮の正常な生理機能の保持に大切です。

月経周期に合わせて漢方を考える。

妊娠中 基礎体温をみると女性の身体には周期がある事がわかります。ちょうど夜と昼が繰り返しくるように、低温期と高温期が繰り替えされます。低温期は陰 高温期は陽の時期にあたります。

 また月経期は陽が極まって陰に転化、排卵期は陰が極まって陽に転化するという動きのある時期です。この考えに合わせて漢方や漢方食品を運用していきます。

痰湿瘀血が正常な営みを邪魔している。

 痰湿や瘀血は経絡や血脈の気血の流れを阻害するものです。これらは病理副産物ですが、なぜこの状態になったかを考えて 解消する必要があります。

寒と熱

 胞宮をとりまく環境は冷えも熱もよくありません。冷えて血行がわるくなれば瘀血のもとですし、熱は気や精血の消耗につながります。熱はストレスと関係した肝鬱化火や陰虚による虚熱、また 血熱や心肝火旺などいろいろな状態が考えられます。

 自分の状態を知って身体づくりしましょう。

令和元年11月勉強会

令和元年11月 中医学勉強会

常見病{子宮筋腫・子宮腺筋症・子宮内膜症} 中医学講師 高橋楊子先生 (証の診方・治し方)など著書多数)

この3つの疾患のいずれかを持つ女性は多く月経痛や月経過多またそれに伴う貧血更に不妊症につながる事もあり、日常生活や仕事に影響する事も多々あります

子宮筋腫は20~40歳の時に好発する良性の腫瘍で女性ホルモンと関係していて閉経後は大きくなることはありません
月経痛や出血過多で貧血になる事も多い
しかしまれに悪性になる事があるので注意は必要です

子宮内膜症は子宮の内膜組織が腹膜、卵巣、ダグラス窩や他臓器に発生し、女性ホルモンの影響で増殖剥離を繰り返し癒着していく病気で強い月経痛を伴う事が多く不妊の原因にもなる
年齢は10代後半から40代で、晩婚や出産歴のない人に多くみられる

子宮腺筋症は子宮内膜に類似する組織が子宮筋層内に増殖し子宮が腫れて大きくなる病気で30代後半から40代に多く月経過多で貧血を伴う事が多い

これらの疾病を重なって持っている人もいます

中医学の考え方・・・瘀血との関係が強い
冷えによる血滞、ストレスによる気滞血瘀・脾胃気虚や飲食の不節により内生した痰湿による瘀血から気血臓腑が虚損しさらに気虚や腎虚から瘀血となります
痰瘀阻滞が気血臓腑の虚損をもたらし気血臓腑の虚からに痰湿・瘀血を生じるという結果になります

古典をひもといても『人の腹内に塊ができる原因を飲食の不節制・寒温の不調和・気血の消耗・臓腑の虚弱などにより風冷がお腹に入って瘀血となる』といっています

そこから考えると以下の事は予防の為(瘀血を作らない為)に大切です
①月経中に冷たいものを飲んだり食べたりしない
②ひざ下・内くるぶしは三里・三陰交という大事な坪があるので冷やさないようにする
③甘い物・脂っこいものを避けて痰湿を作らないようにする
④生活リズムを整え夜更かしや徹夜をしない

月経痛
1、虚実の弁証
実証 不通則痛(通じざれば則ち痛む)・・・強い痛み
病因 情志失調→気滞血瘀
痰湿蘊結→痰瘀阻滞
寒湿侵入→寒凝血瘀
虚証 不栄則痛(養わざれば則ち痛む)・・・鈍い痛み
病因 先天不足
腎・脾・肝の虚損、気血虚弱
後天失調
虚実挟雑・・・虚実が同時に存在する
*例えば気血不足で寒凝血瘀も兼ねるとか
*虚実の見分けは痛みの状態・血塊の有無・経血の量や色・全身状態などからみわけます

2、寒熱の弁証
月経周期・痛みの状態・経血の色や状態
顔色・表情・精神状態・全身状態
以上から寒か熱かを見分けます

よく使われる方剤や中成薬や中薬
①気滞血瘀 逍遥散・冠元顆粒・芎帰調血飲第一加減・血府逐瘀湯・水快宝
②寒凝血瘀 桂枝茯苓丸・爽月宝・当帰四逆加呉茱萸生姜湯・田七
③痰瘀阻滞 シベリア霊芝 + 冠元顆粒・水快宝・桂枝茯苓丸加薏苡仁
*婦人科の名医 夏桂成先生が子宮腺筋症や筋腫に使っている処方は化痰軟堅・活血化瘀の働きのある消瘤丸には桃仁・莪朮・水蛭などは活血化瘀や破血に・昆布・海藻は消痰散結に、夏枯草は清熱散結などが配合されています

瘀血に対応する方剤は瘀血の度合いによって違います
重度の瘀血は乾血・死血などと言われ水蛭などの破血の働きのものが必要になります

まずは瘀血を作らないようにして、酷くしないうちに活血の働きのある漢方を使うようにすると良いと思います